情報過多社会に生きていると、絶えずその情報によって欲望が刺激されてしまいます。
しかし、その欲望が全部満たされるということはありません。そしてこれが「心の飢え」となり、過食の原因にもなってしまうのです。その結果痩せたいと思う人は、シェイプアップをして痩せようとしているようです。しかしこのシェイプアップの本来の意味は、痩せることではなく、ととのえるということはあまり知られていないようです。ととのえるとは、すなわち人間が持つ本来の美しさを取り戻すことです。
ヨガは、「調身」「調息」「調心」の三つの部分から成り立っています。古代ギリシャでは「美は善なり」の思想から、裁判においても美しい体を持つ人は罰せられませんでした。これは何も見た目だけを重要視したのではなく、善の心を持った人はそれが表面にあらわれて美しく見えるという思想があったからのようです。これこそまさにヨガのテーマそのものだと思います。
人の内面がととのってくると、外面に雰囲気美人となってあらわれるのです。人間の心や体を流れる七色のバイブレーションを、的確なポーズと呼吸法、そして虹の七色をイメージする虹の瞑想法で体の中から本当に美しくととのえることができるのです。表面だけにとらわれた無理なダイエットに取り組み心も体もカサカサになるのではなく、シェイプアップヨガにトライして内面からにじみ出る輝くようなプロポーション美人に生まれ変わりましょう。